上越市のふるさと納税応援バンド「ぷっつんojisan」が高田城址公園観桜会でPR

新潟県上越市のふるさと納税を応援しようと、上越商工会議所青年部が結成したロックバンド「ぷっつんojisan」がこのほど、市外、県外からの観光客でにぎわう高田城址公園観桜会でPR活動を展開した。オリジナル曲など3曲を披露し、「市外の方、上越のファンになってください」と同市へのふるさと納税を呼び掛けた。

観桜会で上越市のふるさと納税をPRする「ぷっつんojisan」

バンドは音楽経験のある39〜50歳の6人で2023年5月に結成し、2024年4月現在は多少の入れ替わりや増加で8人で活動している。同市にスキーを伝えたレルヒ少佐をオマージュした口ひげが特徴で、県外からの来場が見込まれるイベントなどに参加してきた。

同公園の桜開花後初の日曜となった2024年4月7日は、花見客が見守る中、歌詞に方言や地域課題などを自虐的に取り入れたオリジナル曲「上越でおまんといつまでも」などを熱唱。「ふるさと納税ゲッパだねか」「どうしんね 人も減るばっかしで」「力貸してくんないかね」などと歌った。そして「グルメ、癒やしスポットなど上越のこと何でも聞いてください」と観光案内役も買って出た。

歌の合い間に名刺も配布

またふるさと納税を推進する中川幹太市長も駆け付け、「ふるさと納税で上越市の素晴らしい物をたくさん市外に売っていきたいので、皆さんご協力をお願いします」とあいさつした。

観客にふるさと納税をPRする中川市長

ライブに拍手を送っていた長野市の男性会社員(51)は「昭和っぽくてよかった。民間が応援するのは今の時代らしくていい」と話していた。

リーダーでボーカルの中々村新田トオルさん(47)は、「(市外から花見客が来る)今PRしないでいつやるのかと思ったので、観桜会は外せない。桜が咲いて、最高の舞台でお客さんに披露できた。ふるさと納税のきっかけになってほしい」と話した。活動はFacebookInstagramで発信している。

熱唱を花見客が見守った