桜開花後の初の週末迎えた高田城址公園観桜会で自衛隊パレード

新潟県上越市で開催中の第99回高田城址公園観桜会で2024年4月6日、陸上自衛隊高田駐屯地のパレードが行われた。同公園の桜は前日の5日に開花したばかりで1分咲きだか、開花後初めての週末を迎え、天候にも恵まれて、沿道に集まった観客は整然と行進する隊員や車両をスマートフォンなどで撮影したり、手を振ったりしていた。

「司令部通り」で行われた陸上自衛隊高田駐屯地によるパレード

パレードは、観桜会を盛り上げようと自衛隊協力団体が上越市などに要望し行われているもので、昨年は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに実施された。今年は隊員約155人と車両約33台が参加した。

この日は朝から青空が広がり、 午前10時半頃からパレードがスタート。小銃を手にした第2普通科連隊の隊員のほか、指揮通信車や軽装甲機動車、水トレーラー、120ミリ銃迫撃砲、83式地雷敷設装置、92式地雷原処理車、81式自走架柱橋などのさまざまな自衛隊車両が、「司令部通り」の陸上競技場入口交差点から極楽橋前までの約400mを進んだ。

2普通科連隊や第5施設群の隊員や車両が連なった

長野県山ノ内町から来た会社員の男性(69)は「たまたま来たらパレードの日で、2年前も偶然にブルーインパルスの展示飛行が見れたので運がいい。陸自のパレードは初めてで、駐屯地がある高田らしくてよかった」と話していた。