新潟県上越市大道福田のJAえちご上越が運営する「あるるんの杜」は、JA新潟厚生連の介護老人保健施設「アルカディア上越」(同市大道福田)で提供されている人気メニューを副菜にした「Shiori亭弁当」を、2020年10月17日から販売する。
あるるんの杜がコラボ商品を発売するのは初めて。「Shiori亭弁当」は施設内で総菜や弁当などを販売する「Shiori亭」の2016年のオープン当初からの人気商品で、正方形の弁当箱を九つのマスで仕切り、3種類のご飯と6種類の副菜がたっぷり詰まっている。副菜は旬の上越産野菜を中心としたメニューで、見た目のボリュームに比べカロリーが控え目なのも特徴。
アルカディア上越がレシピを提供したのは、6種類の副菜のうちの一つで「さつまいもの山椒みそがけ」。通常はからしを使うことが多いメニューだが、あえて山椒を使うことで、ピリッとした辛さの中にもコクが生まれ、サツマイモの甘さを引き立てている。アルカディア上越ではカボチャで提供されている入所者に好評の一品で、今回はサツマイモにアレンジした。
他の副菜は、おからハンバーグやジャーマンポテト、小松菜のごま和え、ニンジンとコンニャクのきんぴら、ネギなどの野菜入り卵焼き。ご飯は上越産コシヒカリで、1種類は枝豆ご飯。
価格は税込み750円。販売期間は11月30日まで。会合の昼食用など数が多い場合は、3日前までに注文する。
あるるんの杜の伊藤光司さんは「地場産の旬の野菜を使った弁当なので、ぜひ食べてほしい。コラボ企画は今回を第1弾として、今後も実施していきたい」と話している。問い合わせは025-520-5515。