セブン-イレブンとイトーヨーカ堂が上越食材おにぎりなど5商品発売 うみがたり開業記念

セブン-イレブン・ジャパンとイトーヨーカ堂は2018年6月26日にグランドオープンする上越市立水族博物館「うみがたり」の開業記念商品として上越食材を使った手巻きおにぎりや冷やし麺、丼など計5商品を開発した。オープン日となる同日に県内のセブン‐イレブンやイトーヨーカ堂直江津店で販売が始まる。

「手巻きおにぎり」(右)は杉田味噌醸造場の「雪の花特選」「白甘味噌」の2種類のみそを合わせて使用した
おにぎり

「うみがたり開業記念商品」は市内外からのうみがたり来館者に上越の魅力を知ってもらうことや地域活性につなげようと、上越を代表する原材料を使用したものや郷土料理を参考にした商品を開発した。販売は、上越市とセブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂が2017年3月に締結した「地域活性化包括連携協定」の一環。

イトーヨーカドー直江津店で販売されるメギス天入りの「直江津天丼」
直江津天丼

今回発売されるのは上越市本町4の杉田味噌醸造場のみそを使用した「手巻きおにぎり生姜味噌」 (110円)、地域の郷土料理としてなじみのある「五目押し寿司(くるみ入り)」(150円)、おにぎりと同じ、杉田味噌醸造場のみそを使った「混ぜて食べる!白味噌冷し担々麺」(460円) のほか、メギス天入りの「直江津天丼」(537円)、「上越地区産めぎす唐揚げ」(213円) の5商品。

杉田味噌醸造場のみそを使った「混ぜて食べる!白味噌冷し担々麺」
冷し担々麺

このうち、「手巻きおにぎり生姜味噌」は杉田味噌醸造場の「雪の花特選」「白甘味噌」の2種類のみそを合わせて使用。具材にはすりおろしと千切りを併用したショウガを使ったことで、香りと食感をどちらも楽しめる味に。直江津天丼は地域の海鮮素材「メギス」を使用し、鮮度にこだわった。焼津産かつおと北海道産昆布だしのこだわりのタレで味わう一品に仕上げた。

関係者による商品発表会見が行われた
うみがたり開業商品会見

21日には報道向けの商品発表会が行われ、村山秀幸上越市長、うみがたりの櫻健太郎館長、セブン‐イレブン・ジャパンの竹之内信也新潟・北陸ゾーンマネジャー、イトーヨーカ堂の大場孝幸信越・中京ゾーンマネジャーの4人が出席。竹之内マネジャーは「上越市の魅力ある商品、食文化でうみがたりのピーアールを積極的に進め、包括連携協定でさらに連携し、密着したまちづくりにまい進したい」とあいさつ。村山市長は「地元素材の商品を開発していただき、心から感謝。地域発展のため、企業、地域の皆さんの力が街の力になる」と語った。おにぎり、担々麺、天丼を試食する場面もあり、商品のおいしさをピーアールしていた。

おにぎり、押し寿司、担々麺は県内のセブン‐イレブン、イトーヨーカドー直江津店で、天丼、めぎす唐揚げはイトーヨーカドー直江津店でのみ販売される。

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