上越食材使った冷やしラーメン発売 セブン-イレブンから6月25日

新潟県上越市産のみそや酒かすを使った冷やしみそラーメンが2024年6月25日、本県を含む北陸4県のセブン-イレブンで期間限定発売される。酒かす入りの冷たいみそスープと辛みそが食欲を刺激する、暑い夏にぴったりの一杯だ。

新発売の「上越愛麺会公認 冷し味噌ラーメン辛みそ添え」

セブン-イレブン・ジャパンと同市が結ぶ地域活性化包括連携協定に基づき、「発酵のまち」上越の発酵食品などをピーアールしようと開発された。昨年12月にも同市のみそと酒かすを使ったラーメンを販売しており、好評だったことから夏向けの商品を企画した。

新発売の「上越愛麺会公認 冷し味噌ラーメン辛みそ添え」(537円)は、杉田味噌醸造場(本町4)の白甘みそと、丸山酒造場(三和区)の日本酒「雪中梅」の酒かすを使ったコクのある冷たいスープを、ストレート麺にかけて食べる。冷たいと感じにくいみそや酒かすの風味を引き出すため、市内のラーメン店店主らでつくる「上越愛麺会」が昨年に続き監修を担当。素材のうま味が引き立つすっきりと洗練されたスープに仕立て、トッピングの肉みそやキュウリ、白髪ネギ、ワカメの多彩な食感と、別添えの辛みそによる味の変化で最後まで楽しめるよう工夫を凝らした。

商品開発関係者が上越市役所を訪れた

発売を前に24日、商品開発の関係者が同市市役所を訪れた。一足先に商品を試食した小田基史副市長は「イメージと違いあっさりとしていておいしい」と太鼓判。「多くの方に食べていただき、発酵食品をはじめ上越の食文化を楽しんでもらうきっかけになれば」と期待を寄せた。

セブン-イレブン・ジャパンの川口高史上越地区ディストリクトマネジャーは「何度も上越愛麺会の方に試食してもらい、地域の方に納得いただける味に仕上がった。上越の味、新潟のラーメン文化を広めていければ」と話していた。

ラーメンを試食する小田副市長(右)ら