上越産みそと酒かす使用 セブン-イレブンから地域愛あふれるみそラーメン 12月13日発売

新潟県上越市産のみそや酒かすを使ったみそラーメンが2023年12月13日、県内をはじめ北陸4県のセブン-イレブンで発売される。同市とセブン-イレブン・ジャパンが結ぶ地域活性化包括連携協定による取り組みの一環で、発酵食品が豊富な「発酵のまち上越」の食文化を広くピーアールする。

セブン-イレブンから発売される「上越愛麺会公認味噌ラーメン 上越産酒粕使用」

新発売するのは、「上越愛麺会公認味噌ラーメン 上越産酒粕使用」(604円)。スープに杉田味噌醸造場(本町4)の「雪の花 白甘みそ」と、丸山酒造場(三和区塔ノ輪)の日本酒「雪中梅」の酒かすを使用し、みその風味と酒かすのまろやかさを生かすよう仕上げた。毎年冬に酒かすラーメンを販売する同市内20のラーメン店でつくる「上越愛麺会」が監修を担当。豆乳と米粉で自然なとろみをつけてうま味を引き立てたり、トッピングのひき肉にも酒かすを加えて臭みをなくしたりと工夫を凝らした。

発売前に上越市役所で商品紹介が行われた

包括連携協定は2017年3月に締結。市のピーアールのために産品を使った商品を発売するのは、協定締結時以来2回目となる。発売を前に7日、セブン-イレブン・ジャパンの社員や愛麺会メンバーらが中川幹太市長を表敬訪問した。

みそラーメンを試食する中川市長

商品を試食した中川市長は「おいしい。これが自宅で食べられたらぜいたくですね」とクオリティーの高さに驚き、「上越市はたくさんのおいしい物がある。こういう形で皆さんにピーアールできて誇りに思う」と感謝した。

商品開発には1年ほどかかったといい、同社の十文字一彦新潟北陸ゾーンマネジャーは「何度も愛麺会の皆さんに確認してもらい、地域に愛される味を表現できた。上越市の味をより多くの方に知ってもらいたい」と話していた。

販売期間は当面の間で、1か月間以上は販売するという。

十文字マネジャー(右から4人目)や上越愛麺会の月岡二幸会長(左から4人目)らが中川市長を表明訪問した

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