新潟県妙高市特産の香辛調味料「かんずり」シリーズに2024年6月、原料のユズを大幅に増量した新商品「かんゆずり」が登場した。ユズの風味を前面に押し出し、夏にもぴったりの爽やかな味わいに仕上げた。
かんずりは、塩漬けし雪にさらした同市産のトウガラシとこうじやユズ、塩を合わせ、3年間熟成して作られる。
ほんのりと香るユズがアクセントになっているが、新商品は高知県産のユズのペーストをトウガラシよりも多く配合し、口に含むと豊かなユズの香りや酸味が楽しめる。辛さは通常のかんずりよりもマイルドになり、幅広い年齢層が楽しめそうだ。
製造する同市西条の「かんずり」の営業統括、長谷川隆さんによると、通常のかんずりと相性の良い鍋料理や焼き鳥などはもちろん、めんつゆに溶かして味わうそうめんや冷奴、唐揚げにもおすすめだという。「かんきつ好きはもちろん、そうでない方にもトータルでおいしく感じられる味に仕上がった。夏の帰省の手土産や話のたねにしてもらえれば」と話している。
47g入りで777円。同社の売店と公式オンラインショップで購入できる。今後県内の土産店などでも順次販売予定。
問い合わせは同社0255-72-3813。