雪室小麦粉使ったフォカッチャいかが 雪の香テラス直江津店が初のランチ提供開始

新潟県上越市春日新田5のプリン専門店「雪の香テラス直江津店」は2023年4月から、雪室食材を使ったランチの提供を始めた。雪室で貯蔵した小麦粉を使ったパン“フォカッチャ”と、雪室玉ねぎを使ったスープ、サラダのセットで、雪国ならではの味を堪能できる。

フォカッチャ、オニオンスープ、シーザーサラダのセットランチ(1000円)

フォカッチャは、人気パン店「ブーランジェ エム」(同市西本町3)が、このランチのために製造したものを使用。同市安塚区の雪室で貯蔵した小麦粉を使うことで生地の伸びが増すといい、ふわふわもちもちの食感が特徴だ。はさむ具材は、定番の「ハム&チーズ」、妙高市特産のかんずり入りピリ辛ソースが効いた「かんずりスモークチキン」、雪室つぶあんを使った「小倉バター」の3種類を用意。セットのオニオンスープには、「上越フルーツ」(同市木田3)の甘い雪室玉ねぎがたっぷり入る。

かんずりスモークチキンのフォカッチャ。かんずり入りソースはまろやかな味わい

雪の香テラスを運営する「正香園」(糸魚川市)の松木成徹社長が、雪室商品をアピールしたいと、初となるランチ提供を始めた。松木社長は「雪室貯蔵の小麦粉を使ったフォカッチャはほかにはない。地元の気候、風土が育んだおいしさなので、まずは地元の人に試してもらい、ゆくゆくは地域外から食べに来てもらえたら」と話している。

セット価格は各種1000円。テイクアウトの場合はサラダなしで800円。ランチ開始を記念して18日まで、雪の香テラスのLINEアカウントを「友だち追加」すると、通常350円でランチに追加できるソフトクリームの無料クーポンがもらえる。

ランチの提供は午前11時〜午後2時、ラストオーダー同1時30分。水曜定休。

複合商業施設「HARVEST」1階に入る雪の香テラス直江津店