新潟県上越市三和区の人気カフェ「manmaru terrace(マンマルテラス)」は2023年1月から、同市大道福田の「上越あるるん村」で、キッチンカーによるクレープ販売を始めた。上越市産の米粉を使った生地で看板商品のシフォンケーキや旬の果物など、地元のおいしさを包んでいる。
同店は、三和区北代のブドウ農家「Amaya farm(アマヤファーム)」が2018年に開いたカフェで、自家農園のブドウや栗を使ったスイーツや、地元の三和牛乳を使った柔らかさが自慢のシフォンケーキ「さんわシフォン」が人気を集めている。
上越産食材のおいしさをもっと多くの人に手軽に楽しんでもらいたいと、キッチンカーでのクレープ販売を計画。昨年11月から商品開発を進め、今月18日に初出店した。
生地には上越市産の米粉と三和牛乳を使い、もちもちとした食感が特徴。具材は自社栽培のブドウや栗、上越市産の焼き芋やイチゴを使った期間限定味のほか、定番のキャラメルや抹茶、チョコを含め、現在は7種類を用意する。ほとんどの種類には一口サイズのさんわシフォンがトッピングされ、食感が楽しく、食べ応えも十分だ。価格はいずれも650円。
室山明美店長は「上越産のおいしいものをクレープで包み込みました。ぜひ足を運んでいただけたら」と話している。
今月の出店は24〜26、31日。時間は午前10時から午後3時30分まで。生地がなくなり次第終了。出店情報はインスタグラムやフェイスブックで1か月ごとに発信する。