ホリエモン発案のパン店「小麦の奴隷」 高田本町商店街に12日オープン

ホリエモンの愛称で知られる実業家の堀江貴文氏が発案したパン店「小麦の奴隷 上越高田店」が2023年1月12日、新潟県上越市の高田本町商店街にオープンする。ザクザクとした食感がやみつきの看板商品「ザックザクカレーパン」など、個性的なメニューを提供する。

小麦の奴隷の看板商品「ザックザクカレーパン」

小麦の奴隷は、堀江氏主宰のオンラインサロンから生まれた「地方活性型エンタメパン屋」として、こむぎの(本社・北海道)が全国でフランチャイズ展開する。オープン準備中も含め、1日時点で133店舗が加盟。インパクトがある店名は、人類が小麦のおいしさに虜になっている様子を表しているという。

県内2店舗目となる上越高田店の店長を務めるのは、同商店街で学生服などを取り扱うシャポーハウス(本町3)代表の朝川公徳さん(49)。商店街活性化のために若い世代を呼び込みたいとオープンを決めた。

若い世代を呼び込みたいとオープンした朝川店長

ザクザク食感が特徴のカレーパンは、周りにクルトンを付けて揚げており、小麦の香ばしさとカレーの風味が口いっぱいに広がる。ごろっとしたジャガイモ入りのルーは、誰でも食べやすいようにと辛さは控えめ。日本カレーパン協会主催の「カレーパングランプリ」では3年連続金賞を受賞している。1個290円。

このほか生食パンやクロワッサン、塩パンをはじめ、「あんたたち2人いいじゃない クリームパイ」「私にはまってごらん♡チョコ沼タルト」「渚とわたしに恋をして ほうれん草&ベーコン」などユニークなネーミングのパン約25種類が店頭に並ぶ。Tシャツやパーカーなどの小麦の奴隷オリジナルグッズの販売もある。

パンのほかオリジナルグッズが並ぶ店内

オープンの12〜14の3日間は、カレーパンとクリームパイ、「チョコ沼タルト」「ほうれん草&ベーコン」の4種セットのみを販売。通常価格1260円のところ1000円になる。各日250セット限定。また全店で事前注文などができるアプリをダウンロードした人には、各日先着100人限定でカレーパン1個がプレゼントされる。15日から当面の間は、カレーパンのみ一人2個までに個数制限する。

12〜14日に1000円で販売するオープニングセット

朝川店長は「老若男女が日々通ってもらえるような店にして、活気あふれる商店街にしたい」と話している。

住所は本町4-2-21。午前10時〜午後5時。水曜定休。駐車場は市営や商店街の駐車場を利用し、1000円以上購入した人には30分無料券を渡す。問い合わせは025-520-8330

高田本町商店街に建つ店舗