1本1000円の高級バナナをプリンでいかが 上越市の「雪の香テラス」が限定販売

新潟県上越市内で2店舗営業するプリン専門店「雪の香テラス」に、1本1000円以上の高級バナナ「越後バナーナ」を使ったプリンが登場した。2024年1月上旬までの期間限定で、甘く香り高い品種ならではの味わいを、1個400円で楽しめる。

越後バナーナを使った「ばななプリン」

日本茶の製造販売を行う「正香園」(本店・糸魚川市)が運営する同店は、雪室抹茶や越後棒茶をはじめ、地元産フルーツなどを使った月替わり、季節のプリンが人気。越後バナーナの「ばななプリン」は、12月のプリンとして新発売した。

県内で栽培されている唯一のバナナの越後バナーナは、廃棄物処理業などのシモダ産業(柏崎市)が焼却施設の排熱を活用して栽培するブランド。皮が薄く糖度が高い「グロスミッチェル」という希少品種で、無農薬かつ木の上でじっくりと熟成させるなど、手間暇かけて育てている。

カラメルの代わりに自家製チョコソースを合わせた

ペーストにしたバナナに県産牛乳などを混ぜたプリンは香り高く、ねっとりとした舌触りの濃厚な味わい。砂糖は通常の半分の量だというが、バナナ本来の強い甘みが感じられる。カラメルの代わりに甘さ控えめの自家製チョコソースを合わせ、味の変化も楽しめる。

同社の松木成徹社長は「蓋を開けた瞬間の香りと、越後バナーナならではの風味、食感を楽しんでほしい。インパクトのあるプリンになったのでは」と話している。

販売は春日新田5の「直江津店」(025-530-7410)、大和5の「フルサット店」(025-520-7801)などで1月9日まで。営業時間は午前10時〜午後6時。水曜定休。1月1日は休業。2、3日は午後5時閉店。

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