新潟県妙高市長森の道の駅あらい東側エリアに大手喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」が出店する。オープンは2024年春の予定で、同市内では初出店となる。
東側エリアは2020年7月に核施設の「四季彩館みょうこう」がオープンしたが、直売所や食堂を運営する会社が経営難のため撤退。今年4月に新たな運営会社による、アウトドアブランド「mont-bell(モンベル)」の商品や厳選した地元農産物を販売する「フィールド妙高」と、デカ盛りが売りの「食堂みょうこう」がオープンしている。
コメダ珈琲店が出店する場所は国道18号沿いの駐車場北側で、同市が道の駅のにぎわい作りに向けて出店企業を公募していた。同市観光商工課商工振興戦略室によると、駐車場の3区画1200平方mについて、8月1日から同31日まで公募を行ったが応募があったのは1社のみだった。
出店は上越妙高駅西口で「コメダ珈琲店上越妙高駅前店」をフランチャイズで運営している飛田観光開発(上越市中田原、飛田尚文社長)が手がける。同市は先行して、約3900万円をかけて下水道や水道などのインフラ整備を行うほか、残りの2区画についても企業誘致を進めていくとしている。
「コメダ珈琲」出店場所