新潟県糸魚川市の人気パン店「HÖBARÜ(ホオバル)」の2号店が2023年5月22日、上越市北本町1にオープンする。上越では珍しいベーグル専門店として、ナッツやドライフルーツなどの定番から、具材をたっぷりはさんだサンド、月替わりの限定品までバラエティー豊かにそろえ、ベーグルの魅力を発信する。
2019年開店のホオバルは、代表の大野友規子さん(43)が自宅一室で始めたベーグルと食パンの店。週2回の営業ながら、素材と食感にこだわった味がSNSなどで評判を呼び、市内外から大勢が訪れる人気店となった。より多くの種類のベーグルを販売したいと、大野さんの出身地で、イベント出店でなじみのある上越市に2店目を構えた。
常時40種類ほどをそろえるベーグルは、「体に優しい」をモットーに、北海道産小麦粉と自家製天然酵母、少しの塩と砂糖、水だけで作る。長時間発酵させた加水の少ない生地の「むぎゅっ」とした食感にハマる人も多いという。
プレーン(180円)やイチジク(250円)、ごまきなこクリームサンド(400円)、5月限定のカレーフォカッチャ(350円)など、多彩な味は目移り必至。地元の特産品を使った上越店限定味として、かんずりクリームチーズ(340円)や岩の原ワイン煮フルーツとナッツクリームチーズ(360円)もあり、今後も上越産野菜などを使ってメニューを考案したいという。
大野さんは「ベーグルに対して、固くておいしくないイメージを持つ人や、食べたことのない人も多い。ぜひベーグルのおいしさを知ってもらえたら」と話している。
住所は北本町1-2-2。営業は午前11時〜午後5時。商品がなくなり次第終了。水、日曜定休。駐車場は店舗斜め向かいとセブン―イレブン上越本町7丁目店向かいにあり。
ホオバル上越店の場所