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深海に生息する世界最大のダンゴムシ「ダイオウグソクムシ」 11月23日まで展示

5年前

深海生物がブームとなっている中、新潟県上越市の市立水族博物館に、深海に生息する世界最大のダンゴムシの仲間「ダイオウグソクムシ」が、2015年11月23日までの期間限定で展示されている。ぬいぐるみやiPhoneケースにもなった丸みを帯びた“キモカワ”系の姿と、キリッとした目は一度見たら忘れられないインパクトがある。また、日本最大のオオグソクムシも展示され、土日曜限定で、触ることもできる。

ダイオウグソクムシは、メキシコ湾や西大西洋周辺の水深200~1000mの深海の海底に生息している。体長は20~40cmで、体重は1kg以上ある。「深海の掃除屋」と呼ばれ、海底に沈んできた大型魚類やクジラなどの死骸、弱った生き物を食べている。約5年間、何も食べずに生きた記録もあり、多くの謎に包まれた生物である。今回は指定管理者の横浜・八景島シーパラダイスから借り受けたもので、体長は約20cm。

ニコ生で生中継されたことでも知られるダイオウグソクムシ

活発な動きをみせるオオグソクムシ

オオグソクムシは、10~15cmほどで、日本の本州中部以南の水深150~600mの海底や大陸棚に生息する。食欲旺盛で魚の死骸や、弱った生き物、ヒトデなどを食べる。期間中の11月7、8、14、15日の土日曜と、21~23日の3連休にオオグソクムシに触れることができるイベントを開催する。時間は午前10時20分、午後1時45分、同3時20分からの各30分間。

展示会場は、いずれも地階のビーチランド脇。問い合わせは同館、025-543-2449。

【注】展示期間が延長されましたので、原稿の一部を直しました(2015年11月11日)。

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