寒い冬にホッとする「雪室抹茶しるこ」 雪の香テラスで冬季限定販売

日本茶の製造販売を行う「正香園」(本店・糸魚川市)が新潟県上越市内で2店舗運営する「雪の香テラス」に、冬季限定スイーツが登場した。雪室で寝かせた抹茶などを使ったしることぜんざいの2種類で、寒い冬にぴったりのホッと温まれる一品だ。

冬季限定で販売する「雪室抹茶しるこセット」

雪室で熟成させた日本茶を使ったプリンやパフェなどのスイーツが人気の同店。しることぜんざいは、冬に温かいメニューを求める客の声から昨冬誕生し、12月中旬から期間限定で販売している。

白あんに雪室抹茶を合わせた「雪室抹茶しるこ」と、雪室小豆のつぶあんを使ったほど良い甘さの「雪室ぜんざい」の2種類を提供する。同店イチオシは抹茶しるこで、甘みが強い抹茶をたっぷり使った濃厚な味わい。いずれもつるりとしたもちもち食感の白玉入りで、トッピングの焙煎(ばいせん)玄米の香ばしい香りと食感がアクセントとなっている。

テイクアウトは単品で専用容器に入れて提供する(雪の香テラス提供)

春日新田5の「直江津店」でのイートインは、越後棒茶と箸休めの干し梅がセットで、各800円。テイクアウトは単品で各550円。大和5の「フルサット店」はテイクアウトのみとなる。

「家族と一緒に温まって」と話す同店スタッフ

同店では「雪が降ると外出も遠のきがちになるけれど、限定メニューを楽しみに出掛けてもらえれば。家族などと一緒に温まってほしい」と話している。

提供は2023年3月末までの予定。営業時間は午前10時から午後6時まで。1月2、3日は午後5時閉店。水曜定休。