幻の「ロイヤルライス」が1日限りで復活

(写真)新洋軒が営業していた当時のロイヤルライス(村越さん提供)

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中心市街地開発に伴い10年前に休業した妙高市の老舗洋食店「レストラン新洋軒」の人気メニュー「ロイヤルライス」が2011年5月7日、東日本大震災復興の願いを込め1日限定で復活することになった。会場は妙高市楡島の「ねおかんぱーにゅ南部」。

レストラン新洋軒は今から86年前の大正14年(1925年)に新井駅前の朝日町通りで営業を始めた老舗。カツレツ、オムライス、ビーフシチューなど、当時のハイカラな洋食を提供しており、旧新井市民は同店で洋食を初めて食べたという人が多い。

このほど1日限りで復活するのは、とろけるようなビーフシチューをライスの上にかけ、薄焼き卵を載せた「ロイヤルライス」。本格的な洋食がワンプレートで手軽に食べられる同店のオリジナルメニューだ。

虎ノ門のホテルオークラで修行した後に帰郷して、三代目シェフとして17年間にわたって腕をふるっていた村越洋一さん(48)が、東日本大震災復興の思いを込めて人気メニューを1日限定で再現することを決めた。

ロイヤルライス(サラダ付き)は1200円で、このうち240円を震災の義援金として寄付する。デザート、コーヒー付きのセットは1500円で、このうち300円が義援金となる。

午前11時の開店で、準備した食数が終わり次第終了する。予約も受けている。また、別の日を希望する場合の相談も受けている。

問い合わせは、0255-74-3941。

詳細や地図などは下記のサイトで。
http://summify.com/story/Tazo-dGTdniBA5qz/neo-cam.net/