新潟県上越市は災害時の避難所の環境改善のため、本年度、トイレカー1台を初めて導入した。災害時のほか、被災地への派遣や市内イベントでも使用する。


導入されたトイレカーは、軽自動車をベースにトイレと車両が一体となった自走式で、高さ約2.7m、車幅約1.7m。男女別の個室に、手洗い場付きの水洗式洋式便器を1基ずつ計2基を備える。温水洗浄暖房便座で、室内には非常用ブザーや鏡を備える。電力は外部電源やソーラーパネル、車両のエンジン駆動で賄う。1台で50〜70回使用可能という。
事業費は約850万円で、国の防災関連の交付金を活用して購入した。

2026年2月8日に同市の金谷山スキー場で開催された「レルヒ祭」でお披露目され、来場者用トイレとして使用された。
視察した小菅淳一市長は「奇麗でいい。トイレは緊急時には大事なこと。災害時には心もめげるので、少しでも快適に過ごせるように、増やすなど(避難所の)環境向上をやっていきたい」と話した。
同市危機管理課によると、本年度は同様の国の交付金を活用して、避難所内で仕様する間仕切りテント1000張りを購入したほか、2月末までに段ボールベッド1900台も購入する。