2011年4月5日午前9時43分ごろ上越市大潟区土底浜の国道8号と市道が交わる十字路で、刈羽村赤田町の無職、吉川泉さん（58）が運転する大型自動二輪車と、上越市稲田の上越市職員、渡辺千牧さん（59）が運転する普通乗用車が出会い頭で衝突した。吉川さんは同市内の病院に搬送されたが午前11時10分、大動脈破裂などで死亡した。
上越署によると、現場は信号機のある交差点。吉川さんの大型自動二輪車は国道8号を糸魚川方面に向かって走行し、交差点で市道から柏崎方面に向かおうとした渡辺さんの普通乗用車と衝突した。
上越市によると、渡辺さんは公務中だった。
現場近くで自宅外壁の塗装をしていた男性は「ドーンと大きな音がして、見たら自動車が衝突したバイクの男の人が倒れていた。右折しようとした自動車の運転席側の後部座席側面にバイクが衝突したようだ。近くの看護師が来て人工呼吸したが、もう動かなかった」と話していた。
同署では事故原因を調べている。
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