ホーム > 2016/10

懐かしの活弁付き無声映画 10月10日に高田世界館で上映会

4年前

活弁付きの無声映画上映会が2016年10月10日(月)、新潟県上越市本町の高田世界館で行われる。活弁士に、声優としても活躍する坂本頼光氏を迎え、ビルの大時計からぶら下がるシーンが有名な傑作喜劇「ロイドの要心無用」(1923年)など4本を上映する。

「映画はライブだ!坂本頼光の活弁学入門」と題した上映会は、午後1時30分開演。料金は一般1500円(当日2000円)、高校生以下500円(当日800円)。

活弁は、映画に音声が付かない時代、日本で独自に発達した興行形態。上映中は活弁士がスクリーンの横に立ち、映画の内容を弁舌巧みに解説する。坂本氏が高田世界館で映画の弁士を務めるのは、2009年10月、2011年11月に続いて3回目。

前売り券は春陽館書店、戸田書店、アコーレサービスカウンターで発売中。電話やメールでの予約もできる。電話090-4492-4092(上野さん)、メールは(:[email protected])。

高田世界館で映画の弁士を勤めた坂本氏(2009年10月11日)
20091010坂本頼光

上映する映画

「ジャックと豆の木」(Jack and the Beanstalk)

◇1902年・アメリカ
◇監督:エドウィン・S・ポーター、ジョージ・S・フレミング
◇主演:トーマス・ホワイト
◇上映時間:10分

エドウィン・S・ポーターはアメリカ映画の基礎を作った監督。彼の代表作『大列車強盗』は、アメリカ映画として初めてストーリーを持つ映画であり、西部劇の元祖と呼ばれる。名作童話のサイレント版。

ジャックと豆の木(動画)

「血煙高田馬場」

◇1928年・日本
◇監督:伊藤大輔
◇主演:大河内傳次郎
◇上映時間:10分

講談でおなじみ、中山安兵衛の高田馬場での痛快決闘アクション。伊藤大輔監督はサイレント映画監督の巨匠として知られる。大河内傅次郎は大正から昭和の大時代劇スター。無駄のない演出とスピーディーな展開に目を奪われる。

血煙高田の馬場
血煙高田馬場

「無理矢理ロッキー破り」(PLAY SAFE)

◇1927年・アメリカ
◇監督:ジョセフ・ヘナベリー
◇主演:モンティ・バンクス
◇上映時間:10分

チャップリンそっくりの扮装で知られるモンティ・バンクスの代表作。悪漢たちに襲われた乙女が列車の貨車に逃げ込む。それを乙女の恋人モンティが猛スピードで走る列車を追いかける。サイレント喜劇の隠れた傑作。

無理矢理ロッキー破り
バンクス2

「ロイドの要心無用」(SAFETY LAST!)

◇1923年・アメリカ
◇監督:サム・テイラー、フレッド・ニューメイヤー
◇主演:ハロルド・ロイド
◇上映時間:67分

ハロルド・ロイドはチャップリン、キートンと並ぶ三大喜劇王の一人。本作はロイドの体を張った代表作で、ビルの大時計の針から宙づりになる場面など、スリル満点、ギャグ満載の映画。
地方から都会に出てきた青年。地元に残してきたガールフレンドには販売主任に就任したというが、実際はデパートの販売員。度重なるドジと失敗で遂に職場を解雇されてしまう。汚名返上と壁登りが得意な友人ビル担ぎだし、販促キャンペーンで起死回生を狙うが、ビルが警官に逮捕されてしまったことで、青年自ら壁登りに挑戦するハメに!

ロイドの要心無用
ロイド

高田世界館の公式サイト
http://takadasekaikan.com/