工藤夕貴さんの主演で2016年11月6日(日)からNHK・BSプレミアムで放送が予定されている山ガールのドラマ『山女日記 ~女たちは頂きを目指して~』は、新潟県上越地方を代表する妙高山(2454m)と火打山(2462m)が舞台になり、このほど現地でロケが行われたことが分かった。ドラマは全7回で、放送時間は午後10時~10時49分。
ドラマは、「告白」などで知られる湊かなえ氏の小説『山女日記』(幻冬舎)が原作。妙高山から始まり、火打山、槍ヶ岳、白馬岳などが舞台となる7つの短編連作集。作者自身が実際に登った山を題材にしたもので、女性がそれぞれの悩みを抱えて山に登り、人生の次の一歩を踏み出す力を得るという内容。
主演の工藤夕貴さんは、難易度が高い峰にも挑戦している男性顔負けの山女(山ガール)だという。
物語は、「アラフォーにして新米登山ガイドの立花柚月(工藤夕貴)はその日、初めての単独ツアーガイドに臨む。目指すは日本百名山の「妙高山・火打山」。参加者はデパート勤務の由美(上原多香子)と律子(馬渕英里何)、介護施設職員の美津子(南野陽子)ら4名。それぞれの事情を抱えて登る初心者の彼女たちと向き合い、年下の先輩ガイド・木嶋(黄川田将也)に翻弄されながら、柚月は初日から思わぬトラブルに見舞われる。」(NHKのサイトより)
主演の工藤夕貴さんはFacebookで、「美しい地球の生まれたての朝日を浴びて最高の幸せを感じました。山の天気は本当に気まぐれ、雨が降ったり、強風に吹かれたり。でもそんな人間では決して太刀打ちできない大自然のパワーを全身で感じる時、自分という1人の人間小ささや、脆さを徹底的に感じ、厳かな気持ちになります」と書き、朝焼けの山々の写真を掲載している。
出演者の一人、南野陽子さんのFacebookによると、妙高山と火打山のロケは、9月19日から23日にかけて行われたようだ。連日雨に見舞われたという。
上原多香子さんはブログで、「今回の本格登山デビューが妙高山、火打山」と述べ、山小屋に泊まりながらの撮影の様子について写真とともに掲載している。