妙高市の交番で勤務中の23歳男性巡査が拳銃自殺

2016年12月18日午前10時15分頃、新潟県妙高市下町の妙高警察署下町交番で、勤務中の男性巡査(23)が拳銃自殺を図り、上越市内の病院に運ばれたが、午後1時40分に死亡した。

妙高警察署下町交番
下町交番1

妙高警察署によると、当時交番には2人の同僚がいた。大きな音に気付いた同僚が2階に上がると、トイレは内鍵がかかっていた。ドアを破って中に入ると、中で巡査が頭から血を流して倒れていたという。拳銃は男性巡査のもので、トイレの床に転がっていた。

巡査は今年4月に採用され、警察学校を出て今年9月下旬から下町交番に勤務したばかりだった。この日は午前9時から午後9時までの勤務だった。同署や交番内を調べたが、遺書などは見つかっていない。

近所の自営業の男性(42)は、「午前10時30分頃に外へ出たら、交番にロープを張っていて、警官が数人いた。土日曜の昼間は不在のことが多いので、交番に空き巣でも入ったと思った。拳銃の音はなにも聞こえなかった」と話していた。

同署の真島豊署長は「拳銃を使用しての自殺は誠に遺憾であり、動機や詳細については調査中だ。再発防止に努める」とコメントしている。

妙高警察署下町交番