高田本町商店街のアーケードフラッグ一新 若手店主らが伝統テーマに考案

新潟県上越市の高田本町商店街に2023年2月28日、アーケードを彩る新たなフラッグがお目見えした。商店街の若手店主らが伝統をテーマに考案し、落ち着いた配色と和柄を組み合わせたデザインに一新された。

デザインが一新された高田本町商店街のアーケードフラッグ

フラッグは本町3、4、5丁目の約750mに250枚ほど飾られている。これまでは2010年に地元小学生がデザインした商店街のキャラクターが描かれていたが、フラッグの劣化に伴い、5年ぶりに新調された。

制作は20〜40代の若手店主ら約20人でつくる「10年ビジョン検討会」が昨年8月から取り組んできた。

デザインを説明する10年ビジョン検討会のメンバー

白地に高田の桜色、伝統色の紺色、ポジティブなイメージの黄色をトリコロール配色し、商店街3町内の結束を表現したほか、それぞれに市松、七宝、矢柄の3種類の和柄を入れ、歴史ある町並みに溶け込むデザインにした。インバウンド需要も見込み、ローマ字表記も取り入れた。

サイズは幅60cm、長さ90cmで、市の補助金を活用し300枚制作した。高田城址公観桜会を前に、同日中に全てのフラッグの付け替え作業が行われ、市民らにお披露目となった。

13年前のデザインのフラッグから付け替えられた

同会のメンバーの1人で、タキサン(本町4)の瀧澤但社長(43)は「春らしい陽気にも合うデザインになっているので、桜と一緒に(フラッグを)作った思いも感じながらまちを歩いてもらえたらうれしい」と話している。

また同会ではフラッグの新調を皮切りに、今後は商店街統一のロゴやモチーフを考案したい考えで、「若い人や都会の人も来たくなるようなまちにブランディングしていきたい」と意気込んでいる。