新潟県上越市本城町の高田城址公園で2022年8月21日まで開催中の「第43回高田城址公園観蓮会」に合わせ、同市内の菓子店やカフェなどではハスにちなんだ特別メニューを提供している。夏空の下で咲くかれんな花を鑑賞したついでに立ち寄りたい、見た目も楽しい“蓮グルメ”を紹介する。
もちや菓子店(本町2)
蓮の実まんじゅう 1個108円
高田城址公園のハスの葉を練り込んだ生地でこしあんを包み、しっとり甘いハスの実を飾り付けた。新型コロナ禍以前は公園内に屋台を出して販売していた商品で、客からの要望に応えて今年は数年ぶりに販売を再開した。1本の茎に2個の花が付く珍しいハス「双頭蓮」にちなみ、まんじゅうを2個くっつけた「双頭蓮まんじゅう」(216円)もある。販売期間は観蓮会会期中の予定。
◇もちや菓子店 上越市本町2-1-6。午前9時15分〜午後5時45分。水曜定休。025-523-3270。
お蕎麦 慶(藤塚)
はす蕎麦 3色食べ比べセット1485円
石臼挽き手打ちそばが自慢の同店の更科そばに、砕いたハスの実を練り込み、ハスをイメージしてピンク色に仕上げた。毎年観蓮会の会期中限定で販売しており、県外から食べに訪れる人もいるという人気メニュー。二八そば、十割そばとの食べ比べセットのほか、単独メニュー(1375円)もあり、いずれも天ぷら、惣菜の食べ放題と、ハス茶が付く。
◇お蕎麦 慶 藤塚118-3。午前11時〜午後3時(午後2時半ラストオーダー)。水曜定休。025-523-2780。
大杉屋惣兵衛(本町3、5)
はす青葉 1箱10切れ入り540円
青々としたハスの葉で覆われる高田城址公園の外堀をイメージした葛餅風涼菓。毎年開花時期に合わせて販売する定番商品で、甘く煮たハスの実が入っている。ぷるぷるもちもちの食感で、程良く冷やして食べるのがおすすめだという。販売期間は8月末までの予定。
◇大杉屋惣兵衛本店 本町5-3-31。午前9時〜午後6時。木曜定休。025-525-2500。
◇大杉屋惣兵衛お馬出し店 本町3-3-7。午前10時〜午後6時30分。水曜定休。025-525-2501。
ぶらんカフェ(本町3)
蓮いなり 3個セット580円
ハスをイメージし、梅酢でピンク色に染めたレンコンや、エビ、枝豆、錦糸卵など色とりどりの具材を飾った美しいビジュアルに心が踊る。甘いお揚げの中には上越市産コシヒカリの酢飯が入る。土日曜、祝日の限定販売で、店内飲食もテイクアウトも可能。
◇ぶらんカフェ 本町3-2-21。午前11時〜午後9時(金土曜、祝前日は午後11時まで)。月曜定休(8月15日は営業)。予約、問い合わせは090-9383-2776。
おいしいパンの店ソフィー(南城町1)
蓮実(はすみ)シュトレン 1個300g 1300円
スッキリとした甘さのハスの実あんとカシューナッツ、アーモンド、レーズンに、レモンピールとライチリキュールを加えて夏にぴったりの爽やかさに仕上げた。同店で通年販売する春夏秋冬それぞれの季節をイメージした4種類のシュトレンのうちの夏シュトレン。アイスに混ぜると一気にリッチな味わいになりおいしいという。
◇おいしいパンの店ソフィー 南城町1-13-21。午前8時〜午後5時。日、月曜定休。025-526-6366。
肉のいろは(本町5)
蓮華しゅうまい 1パック6個入り842円
雪室で3週間熟成させ甘みと香りを引き立たせた「雪むろ芳醇和牛」と、県産豚肉の合い挽きを使用したジューシーなタネに、シャキシャキ食感が楽しい刻みレンコンを混ぜ込んだ。白とピンクの2色のもち米をまとわせ、上にはスライスのレンコンを乗せて蒸し上げた見た目のかわいらしさもポイント。販売は21日まで。一日の販売数に限りがあるため、事前予約がおすすめだという。
◇肉のいろは 上越市本町5-3-29。午前9時45分〜午後5時45分。水曜定休(8月16、23日は臨時休業)。予約は025-524-1150。