強い冬型の気圧配置の影響で、新潟県上越市は2021年2月17日、雪が降り続き大雪となった。同市高田の同日午後2時までの12時間降雪量が53cmに達し、現在の観測方法になった1998年以降、2月の1位の記録を更新した。
午後3時現在の各地の積雪は、高田172cm、同市安塚272cm、妙高市関山132cm。上越市内では早朝除雪後に40cm以上積雪が増加したため、日中も道路除雪が行われ、各地で交通渋滞が発生した。
新潟地方気象台によると、冬型の気圧配置は明日18日まで続く見込みで、山沿いを中心に警報級の大雪となる恐れがある。18日正午までに予想される24時間降雪量は多い所で、上越の平地で70cm、山沿い80cmと予想されている。
気象台は大雪による交通障害に警戒するよう呼び掛けている。