今年４月に閉店した大和上越店に入っていたパン店「ドンク」の店長だった長藤井基浩さん（41）が、上越市南本町1にパン屋「ブーランジュリー プランタニエール」をオープンした。ドンクのパンを愛してくれた地元に貢献したいと店を開いた。ドンクで人気だったミニクロワッサンなど、近い品質のものを提供している。
【ミニクロワッサンプレーン】１００ｇ１５７円
販売する種類は30種類ほどで価格は１００～３００円。店名のイニシャル「Ｐ」の形をした「プランタニエールの豆パン」（２１０円）は手亡、黒大豆など５種の豆が中に入った看板商品。ドンクで人気だったミニクロワッサンも、近い品質のものを提供しており、値段はプレーンが１００ｇ１５７円、チョコが１００ｇ１８９円。
藤井さんは上越市出身で高校を卒業後、東京都のパン店に勤務。「師匠」と仰ぐパン職人に出会い、５年間パンの基礎を学んだ。23歳で地元に戻り、大和上越店のドンクに就職。チーフを務めた後、４代目の店長に就任した。店長になって８年、２０１０年４月25日に大和上越店が閉店し、ドンクは市内から撤退することに。「パンを作ってほしい」という地元の顧客の要望や、いつか自分の店を持ちたいという夢から一念発起し独立。市内に店を構える決意をした。
上越市南本町1-1-8。営業時間は午前８時30分～午後６時。日曜と第２、４月曜定休日。
【チョコクロワッサン】は１００ｇ１８９円
【藤井あんぱん】藤井店長の親類である市内の製あん所が作った特製のあんを使用。
ぱんにあうよう甘さは控えめに。こし、つぶの２種類があり、どちらも価格は１５７円
【プランタニエールの豆パン】店名の頭文字「Ｐ」の形をした「プランタニエールの豆パン」。
小豆、手亡、黒大豆、インゲン、青エンドウの５種の豆が入っている。２１０円
