上越版電気自動車開発目指して

上越版電気自動車開発を目指して、上越商工会議所電機電子工業部会(佐藤孝明部会長)は2010年11月8日、上越文化会館で電気自動車の試乗会を開いた。メーカーの電気自動車のほか上越市内の技術者の手作り電気自動車も登場した。

上越市の技術者により手作り電気自動車
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電気自動車は、エンジンの代わりに電池とモーターを使うため、構造を比較的に単純できる。従来のガソリン車のようにエンジンとの一体的な大掛かりな開発の必要は少なく、中小の部品メーカーなどが集まれば独自の開発が可能で、各地で取り組みが始まっている。

この日は長岡技術科学大工学部の齋藤和夫教授が「エコカー開発の可能性」と題して講演した後に同会館駐車場で試乗会が行われた。商議所の会員ら40人余りが参加。三菱自動車が開発した電気軽自動車、i-MiEV(アイ・ミーブ)のほか、上越市内の自動車修理店勤務、尾崎隆浩さんがガソリン式の軽自動車を改造した手作り電気自動車も登場。ホンダの軽自動車「today」のエンジンを取り外して、燃料電池とモーターを入れた。200ボルト電源6時間の充電で50kmの距離を走ることができる。最高速度は毎時75km。

参加者からは「音がすごく静か」「おもちゃのような感覚で楽しい」などの感想が聞かれた。

佐藤部会長は「電気自動車部門は製造分野が多く裾野も広いという。市内の企業でも現在持っている技術を応用できるのではと思って計画した。各企業は何かのきっかけにしてほしい」と期待した。

三菱自動車が開発した電気軽自動車、i-MiEV(アイ・ミーブ)
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