来春の県議選へ矢野学氏が事務所開き

来年4月に予定されている県議会議員選挙上越市区(定数5)に出馬表明している上越市議会議員で元安塚町長の矢野学氏(70)の後援会が2010年12月24日、同市新光町2で事務所開きを行った。村山秀幸市長や支援する市議、経済関係者ら100人以上が集まった。

決意表明する矢野氏
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来春の県議選上越市区へ向けた事務所開きは矢野氏の後援会が初めて。矢野氏の事務所の場所はここ(グーグル地図へのリンク)

事務所開きには村山秀幸市長、滝沢逸男市議会議長、市議10数人、田中弘邦・上越経済人連盟会長、「明日の上越を考える会」の中田達雄会長、JAえちご上越の服部武経営委員会会長ら、政財界の有力者が顔をそろえた。

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神事の後、村山市長が「発想を政策に結び付け、実行する意欲と気力あるそんな人に県政の大事な部分を担ってほしい。それにぴったりな人が矢野学その人。ふさわしい人は矢野学という声を広げてほしい」と支持を表明。続いて田中会長が経済界の立場から「人脈を生かして仕事をしてもらえる人で、まさに最適任」、中田会長は「一兵卒として矢野さんのために全力を尽くす」などとあいさつした。滝沢議長も「上越市の課題に汗をかいていただけるのは矢野さんしかいない」と訴えた。
 最後に矢野氏が「果敢に国や県を動かし、村山市長とともに課題を解決することを担うのが県議ではないかと思い出馬した。私の夢と個性を生かす場を与えてほしい」と決意を述べた。

来春の県議選には現職の小林林一(66)、楡井辰雄(58)、市村孝一(49)=いずれも自民=、梅谷守(36)=民主=、小山芳元(62)=社民=の5氏のほか、同じ上越市議で近藤彰治氏(60)=みんなの党(公認申請中)=と滝沢一成氏(53)=民主=が出馬予定。また共産も候補擁立に向けて最終調整中。