身障者体育館の避難所閉鎖 公営住宅に転居

東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故で被災者の避難所となっていた上越市身体障害者体育館(木田1)が2011年4月16日、閉鎖された。市は県の方針を受けて避難者に公営住宅への入居を促しており、同体育館にいた32人全員が大潟区の雇用促進住宅に移った。

同体育館は震災発生から5日後の3月16日、市内で初めて避難所として開設された。最も多かった3月25日には38世帯132人が避難していた。

16日の時点で雇用促進住宅大潟宿舎に29世帯108人、上越教育大学本城住宅職員宿舎には6世帯25人の避難者が入居している。このほか頸城区のユートピアくびき希望館には45世帯103人が避難してるが、市の意向調査によると公営住宅への入居希望者はいないという。

避難所となっていた身体障害者体育館
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