雪の遊び場や雪室グルメも! 上越妙高駅西口周辺で15日までサマーステーション

暑い夏こそ雪と親しもう――。上越妙高駅西口や、コンテナを使った商業施設「フルサット」で2017年8月14日、天然の雪で遊んだり雪室グルメを味わえるイベント「雪室サマーステーション in 上越妙高駅」が始まった。初日から大勢の家族連れが訪れ、冷たい雪に触れたり、雪室食材を使った料理を堪能していた。8月15日(火)まで。

子供たちに人気だった、安塚区の雪を盛った遊び場
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雪室野菜を使ったピザやホイル焼きなど、雪室グルメが販売されている
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雪の活用法や雪室食品の開発などに取り組む「雪室推進プロジェクト」が雪の魅力を発信しようと主催した。安塚区の雪室で保管されていた雪を使ったスノーパークをはじめ、雪室グルメの並ぶ飲食や物販のブース、コンテナ内で雪冷房の効果を体験できるスペースが設置されている。

雪室グルメの並ぶ飲食ブース
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約7tの雪を盛って作られたスノーパークには、初日から大勢の子供たちが訪れた。子供たちは冷たい雪に触れたり、雪玉を作って投げるなどして、歓声を上げていた。

飲食や物販のブースでは、上越市内の13店が雪室食材を使ったグルメや商品を販売している。ステラプレイス料理教室(南本町1)は、雪室熟成したニンジンやナス、トマト、タマネギ、ズッキーニの乗った「雪室窯焼き野菜ピザ」(600円)をはじめ、ジャガイモとカボチャのホイル焼き(300円)、肉のいろは(本町5)は「熟成雪むろ和牛」を使ったステーキ重(サーロイン2500円、ランプ2000円など)を提供している。フルサットの常設店も軒先にテーブルを並べており、から揚げ店「酉かつ」では、雪室男爵コロッケとから揚げのセット(600円)が人気を集めていた。

「熟成雪むろ和牛」を使ったステーキ重を販売する肉のいろはブース
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雪冷房の体験スペースも設置されている。訪れた人たちは、室内温度を約25度に設定されたコンテナの中に入ると「思っていたより涼しい」「湿度もちょうどいい」などと話しながら、雪解け水を活用した “天然クーラー” の涼しさを体感していた。

雪冷房の体験スペース
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家族で会場を訪れた市内の小学5年生男子(10)は「スノーパークで遊んだけど、雪が冷たくて気持ちいい。夏に雪で遊べて楽しい」と話していた。

開催時間は、8月14日が午前10時〜午後5時、8月15日は午後3時まで。

雪室サマーステーション in 上越妙高駅の会場