県廃棄物最終処分場候補地を上越市柿崎区の2か所に絞り込み

新潟県上越市に整備予定の産業廃棄物広域最終処分場の建設候補地について、県は2022年3月7日、柿崎区の竹鼻と下中山の2か所を選定したと発表した。2021年3月に候補地検討委員会が選定した5か所から絞り込んだ。新年度から同区内に専門部署を設置して地元対応に取り組み、最終的な建設予定地を決定する。

県産業廃棄物広域最終処分場の柿崎区内の候補地(新潟県提供) 上越市全図

赤丸の部分が候補地の位置(上:竹鼻、下:竹鼻、下中山 新潟県提供) 候補地位置図

県によると、候補地検討委員会が選定した谷浜・桑取区1か所、柿崎区4か所の計5か所の候補地について、本年度に選定過程や処分場の概要などの説明を地元や地域協議会、関係団体などに実施。寄せられた意見や住民生活への影響などを考慮して比較評価を行い、柿崎区の2か所を選定した。

2022年度からは柿崎区内に資源循環推進課の分室を設置して職員が常駐し、上越市などと連携して地元への説明や意見交換などを進める。2019年に策定した基本方針では本年度中に建設地を決定する計画だったが、県は地域の理解や合意形成を重要視し、期限を設けず建設地決定に向けた説明に努めるという。処分場の供用開始は2031年度を目指している。

県廃棄物対策課は「安心安全で環境に配慮した施設整備のあり方や地域振興策の検討を行い、最終的な建設予定地の決定や合意形成に取り組む」としている。

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