上越市で過去最多67人、妙高市で4人の計71人感染

新潟県は2022年3月8日、上越市の67人、妙高市の4人の計71人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。上越市は2月15日の46人を上回り、過去最多となった。県内全体では331人だった。重症、中等症ではない。

県によると、上越保健所管内の高齢者・障害者施設関連で新たな集団感染があり、同日公表の6人を含む8人が確認された。

既存の集団感染は六つあった。幼稚園・保育所関連で同日公表の14人を含む29人、小中学校関連で同6人を含む73人、同1人を含む38人、同19人を含む56人、高校関連で同6人含む34人、スポーツ大会関連で4人を含む8人がそれぞれ確認された。

上越市職員2人感染

上越市は8日、同市下門前の教育プラザに勤務する教育委員会教育総務課の職員1人と、木田第1庁舎に勤務する税務課の職員1人が感染したと発表した。いずれも職員や来庁者などに濃厚接触者はいないため、業務は通常通り継続する。

また春日保育園の職員1人、子安保育園の園児2人と職員1人の感染も発表した。春日は保育に影響がないことから、臨時休園はしない。子安は園児や職員の感染を受け9日まで臨時休園しているが、感染状況により変更する場合がある。

カトリック天使幼稚園で園児2人

上越カトリック天使幼稚園は8日、園児2人の感染を発表した。感染が広がらないと判断されたため、休園はしない。

上越市立小中学校で16人

上越市教育委員会は8日、春日新田小の児童4人、大町小の児童3人と教職員1人、板倉小と国府小の児童各1人、直江津南小の教職員1人、校名非公表の市立小の児童2人、市立中の生徒3人の感染を発表した。校名非公表の学校以外の5校は、いずれも一部学級を閉鎖する。

上教大付属小で児童1人

上越教育大は8日、同大付属小の児童1人の感染を発表した。休校はしない。

高田北城の生徒2人、上越総合技術の教職員1人

県教育庁は8日、高田北城高校の生徒2人、上越総合技術高校の教職員1人が感染したと発表した。高田北城は3日から、上越総合技術は7日から臨時休校している。