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国内で過去最多のオスプレイ4機使用 新潟県の関山演習場で総合訓練始まる

3か月前

国内では過去最多となる4機の米軍輸送機オスプレイを使った日米共同訓練の総合訓練が2017年3月13日、新潟県上越市中郷区と妙高市にまたがる関山演習場で行われた。日米から約750人の隊員が参加。雪上という特殊な環境下で行われたオスプレイの離着陸をはじめ、隊員の動作確認などの様子が、報道陣に公開された。

関山演習場に着陸したオスプレイ
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訓練は3月6日に始まり、これまでは射撃や救護など個別の訓練が行われていたが、13日がオスプレイの離着陸や敵陣への侵攻などを行う総合訓練の初日となった。午後1時過ぎ、関山演習場の上空に1機のオスプレイが飛来。空中を旋回した。午後1時30分頃には、群馬県の相馬原演習場で約40人の自衛隊員を乗せたオスプレイ3機が長野方面から飛来し、関山演習場の雪上に用意したヘリポートに着陸。米海兵隊との実動訓練としては、国内で過去最多となる4機のオスプレイが集まった。

日米共同訓練の様子(動画・約1分)

着陸した3機の機体後部から降りてきた隊員約40人は、狙撃銃で敵を攻撃する動きを確認し、スキー板を手に雪山へと進んでいった。

陸上自衛隊第12旅団司令部の柳澤和之総務課長は「雪上での訓練は、通常の動きとはまた異なる。航空機を使った訓練では、最大限の安全を確保したい」と話していた。

一方、関山演習場周辺では訓練開始前の午前9時、市民団体や地元の市議ら約100人が、訓練の中止を求める反対集会を実施。「オスプレイNO」と書かれたプラカードを手に約1kmをデモ行進した。

日米共同訓練は17日まで、関山演習場と群馬県の相馬原駐屯地、相馬原演習場で行われている。訓練には新発田駐屯地の陸上自衛隊第12旅団第30普通科連隊から隊員約300人、米海兵隊から約450人が参加している。関山演習場での総合訓練は15日に終了する予定。

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