公式サイト上で繰り広げられてきた地域活性化プロジェクト「温泉総選挙2017」が2017年10月末で締め切られ、このほど最終結果が発表された。ランキングを実施した9つの部門の中から、新潟県妙高市の妙高高原温泉郷が「健康増進部門」と「絶景部門」で1位を獲得した。「リフレッシュ部門」でも2位となった。
「温泉総選挙2017」は、温泉地の活性化推進を目的とし、環境省・観光庁・内閣府・経済産業省が後援して行われた参加型プロジェクトで、今回が2回目。全国から83の温泉地が参加し、9つの部門から3部門を選択してエントリーした。期間は7月1日~10月31日が対象で、公式サイトでの有効獲得票数と公式イベントでの獲得票数、協力サイトでの獲得票数の合計でランキングを算出した。総投票数は149万票に達した。
妙高高原温泉郷はエントリーした3部門のうち、「健康増進部門」と「絶景部門」で1位の部門賞を獲得した。「リフレッシュ部門」でも2位となった。
12月4日に行われる表彰式では各部門賞に加えて、「環境大臣賞」「観光庁長官賞」「地方創生担当大臣賞」「特別賞」を発表する。
妙高市観光協会副会長で、赤倉温泉観光協会会長の遠間和広さんは「妙高高原温泉郷のファンの方、1万3000人の温泉ソムリエの方、妙高市民の方々の協力のおかげ。温泉総選挙で知名度が上がったので、今後は7つの温泉地、5つの泉質、3つの湯色という妙高高原温泉郷の総合力で勝負していきたい」と話している。
◇投票結果はこちら https://onsen-ouen.jp/vote/ranking/result-2017summer
◇温泉総選挙2017の公式サイト https://onsen-ouen.jp/