日本を代表する映画誌「キネマ旬報」は2017年1月10日、2016年に公開された洋画と邦画の各ベストテンを発表した。このうち、新潟県上越市内での上映映画は、これから公開が予定されている作品を含め計17本で、前年の11本から大幅に上回った。2館合計の上映率は85%で、上映されなかった映画は、邦画がわずかに1本、洋画も2本だけだった。
2年前から高田世界館(本町6)が毎日上映に踏み切ったため、洋画、邦画とも上映率が大幅に上がった。
なお、文化映画ベストテンの1位は「ふたりの桃源郷」で、高田世界館で8月に上映された。
音楽や演劇は首都圏や県都と比べて大きな文化的ギャップがあるが、映画に関する限り、ほとんど差がないといえる。
【日本映画ベスト・テン】 上映率90%
- 『この世界の片隅に』(高田世界館で2016年12月24日~上映)
- 『シン・ゴジラ』(J-MAXシアターで2016年7月29日~上映)
- 『淵に立つ』(高田世界館で2017年1月14日~上映予定)
- 『ディストラクション・ベイビーズ』(高田世界館で2016年7月~上映)
- 『永い言い訳』(J-MAXシアターで2016年11月26日~上映)
- 『リップヴァンウィンクルの花嫁』
- 『湯を沸かすほどの熱い愛』(高田世界館で2017年2月25日~上映予定)
- 『クリーピー 偽りの隣人』(J-MAXシアターで2016年7月23日~上映)
- 『オーバー・フェンス』(高田世界館で2016年12月~上映)
- 『怒り』(J-MAXシアターで2016年9月17日~上映)
【外国映画ベスト・テン】 上映率80%
- 『ハドソン川の奇跡』(J-MAXシアターで2016年9月24日~上映)
- 『キャロル』(高田世界館で2016年12月~上映)
- 『ブリッジ・オブ・スパイ』(J-MAXシアターで2016年1月8日~上映)
- 『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(高田世界館で2016年10月~上映)
- 『山河ノスタルジア』
- 『サウルの息子』(高田世界館で2016年9月~上映)
- 『スポットライト 世紀のスクープ』(J-MAXシアターで2016年6月18日~上映)
- 『イレブン・ミニッツ』(高田世界館で2017年1月21日~上映予定)
- 『ブルックリン』(J-MAXシアターで2016年9月24日~上映)
- 『ルーム』
過去の上映率
◇2015年 日本映画70% 外国映画40%=総合55%
リンク https://www.joetsutj.com/articles/81541107
◇2014年 日本映画30% 外国映画10%=総合20%
リンク https://www.joetsutj.com/articles/52116015
◇2013年 日本映画40% 外国映画30%=総合35%
リンク http://www.joetsutj.com/articles/52067744
◇2012年 日本映画40% 外国映画30%=総合35%
リンク http://www.joetsutj.com/articles/52014423
◇2011年 日本映画40% 外国映画50%=総合45%
リンク http://www.joetsutj.com/articles/51850425
◇2010年 日本映画40% 外国映画30%=総合35%
リンク http://www.joetsutj.com/articles/51715248
◇2009年 日本映画50% 外国映画40%=総合45%
リンク http://www.joetsutj.com/articles/51693191