米アカデミー賞より長い歴史と伝統を誇る日本の映画雑誌「キネマ旬報」の2014年の映画ベストテンが、このほど発表された。洋画、邦画合わせて計20本のうち、新潟県上越市内で上映された映画は4本(上映率20%)で、前年を大幅に下回った。
映画は娯楽としてだけではなく、脚本、撮影、美術、録音、音楽、照明などの総合芸術であり、読書や絵画・音楽鑑賞と同じ“教養”という側面もある。映画館側の経営方針にも関係するが、基本的にはその地域の人の多くが観たい映画を上映するはずだ。また、営業的に成り立たない映画は、地域の映画サークルが上映していくことも、映画文化を育てるには大事なことだ。つまり、どんな映画がその地域で上映されているかによって、おおよその文化度が見えてくる。
文化映画ベストテン第3位の「夢は牛のお医者さん」は、TeNYテレビ新潟製作の番組を元に劇場用映画にしたもの。2014年3~4月に高田世界館で上映された。7月には再上映も行われた。映画の舞台は松代町(現十日町市)や上越市。
日本映画
- そこのみにて光輝く
http://hikarikagayaku.jp/ - 0.5ミリ
http://www.05mm.ayapro.ne.jp/ - 紙の月(2015年1月17日~ J-MAXシアターで上映)
http://www.kaminotsuki.jp/ - 野のなななのか
http://www.nononanananoka.com/ - ぼくたちの家族
http://bokutachi-kazoku.com/ - 小さいおうち(1月25日~3月21日 J-MAXシアターで上映)
http://www.chiisai-ouchi.jp/ - 私の男
http://watashi-no-otoko.com/ - 百円の恋
http://100yen-koi.jp/ - 水の声を聞く
http://www.mizunokoe.asia/ - ニシノユキヒコの恋と冒険
http://nishinoyukihiko.com/
蜩ノ記(10月4日~11月28日 J-MAXシアターで上映)
http://www.higurashinoki.jp/index.html
*上映率30%(前年は40%)
外国映画
- ジャージー・ボーイズ
http://wwws.warnerbros.co.jp/jerseyboys/ - 6才のボクが、大人になるまで。
http://6sainoboku.jp/ - 罪の手ざわり
http://www.bitters.co.jp/tumi/ - エレニの帰郷
http://www.eleni.jp/index.html - ブルージャスミン
http://blue-jasmine.jp/ - インターステラ―(11月22日~2015年1月16日 J-MAXシアターで上映)
http://wwws.warnerbros.co.jp/interstellar/ - リアリティのダンス
http://www.uplink.co.jp/dance/ - インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
http://www.insidellewyndavis.jp/ - ウルフ・オブ・ウォールストリート
http://www.wolfofwallstreet.jp/ - ラッシュ/プライドと友情
http://rush.gaga.ne.jp/index.html
*上映率10%(前年30%)
↓キネマ旬報ベストテンのサイト
http://www.kinenote.com/main/kinejun_best10/2014/award/
過去の上映率
- 2013年 日本映画40% 外国映画30%=総合35%
リンク https://www.joetsutj.com/articles/52067744 - 2012年 日本映画40% 外国映画30%=総合35%
リンク https://www.joetsutj.com/articles/52014423 - 2011年 日本映画40% 外国映画50%=総合45%
リンク https://www.joetsutj.com/articles/51850425 - 2010年 日本映画40% 外国映画30%=総合35%
リンク https://www.joetsutj.com/articles/51715248 - 2009年 日本映画50% 外国映画40%=総合45%
リンク https://www.joetsutj.com/articles/51693191