上越市側は争う構え 給食アレルギー事故訴訟第1回口頭弁論

上越市立小学校で2024年9月、低学年児童が給食の時間にアレルギー症状で救急搬送された事故について、被害児童側が市に110万円の損害賠償を求めている訴訟の第1回口頭弁論が2025年7月10日、新潟地裁高田支部(吉田祈代裁判官)で開かれた。市側は請求棄却などを求め、争う姿勢を示した。

訴状によると、児童は重度の卵アレルギーで、給食時に事故が起きた際、担任や養護教諭は児童を安静にさせたり、内服薬を飲ませたりするなどの対応をせず、安全配慮義務を怠ったとしている。