新潟県上越市のえちごトキめき鉄道は2025年7月11日、直江津駅を会場にビアガーデンを開催した。ホームや国鉄形観光急行内で生ビールやソフトドリンク、飲食店の料理が楽しめる初のイベントで、一時、生ビールが品切れするほど大勢の来場者でにぎわった。今日12日も午後5時から同8時30分まで開く。


トキ鉄は通学定期を使う高校生などの利用が多いことから、通勤利用など大人が列車を使うきっかけを作ろうと企画した。
臨時改札口が設けられた直江津駅北口の同社駐車場やホームには、上越と妙高市内のクラフトビール醸造所や飲食店など12店が出店。トキ鉄社員によるトキ鉄CAFEも生ビールやサワー、ソフトドリンクなどを販売した。


ホームにはテーブルや椅子が並べられ、「乾杯」のヘッドマークを付けた国鉄形観光急行も停車。開場からまたたく間に席は埋まり、ビールのほかジンギスカンやソーセージ、ハンバーガー、メンチカツといった販売ブースには行列が出来た。
同社の平井隆志社長による「乾杯」コールもあり、来場者らは「カンパーイ!」と一斉に声を上げたあと、冷えたビールを味わっていた。近所同士で誘い合ってきたという上越市内の50〜70代の男性3人は「いい企画だ。毎週やってほしいくらい」と話していた。

平井社長は「駅に人が集まるような取り組みを今後もやっていくことで、いずれ利用者増につなげたい。おいしい料理やお酒もあるので、楽しい空間を過ごしてほしい」と来場を呼び掛けた。

入場料は大人190円、子ども100円で、乗車券や定期券を持っている人は無料。飲食代は別途必要。子どもの入場者にはノベルティグッズがプレゼントされる。12日午後6時10分〜同8時はイベント列車2両(日本海号と3市の花号)が1番ホームに停車し、車内でも飲食が楽しめる。

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