自動ブレーキ 頼りすぎずに 気をつけよう
中川幹太
「さわやかな 気持ちでゆずる 夏の道」をスローガンに2024年7月22日、始まった夏の交通事故防止運動。上越警察署には保育園児や関係者が交通安全の願いなどを書いた約50の短冊が風鈴とともに飾られており、その中に高卒者への差別発言で注目されている中川幹太上越市長自筆の作品がある。
中川市長の差別発言、失言は何度も繰り返されていることから、議会などでは、担当職員が常に言い違いや読み違いをチェックし、間違うとすぐに市長に駆け寄り訂正する。いわば即座に自動的にブレーキをかけてくれる仕組みだが、頼りすぎると自覚が薄れるので気をつけたほうがいい。
市議会は4分の3を超える賛成で辞職勧告決議を突きつけたが、勧告を受け入れる否かについては「後日考えを伝えたい」と態度を明らかにしていない。
「さわやかな 気持ちでゆずる」のか、「頼りすぎずに」自らの力で走り続けるのか。進退に注目が集まっている。