上越市一般職平均は昨年より3万円アップで約72万7千円 公務員に夏のボーナス 

公務員に夏のボーナス(期末・勤勉手当)が2023年6月30日、支給された。新潟県上越市の一般職の平均支給額は、平均年齢44歳で昨年より約2万9000円アップの約72万7000円だった。全体では会計年度任用職員を含む一般職、特別職の合計3365人に総額約15億5000万円が支給された。

増額は、民間企業との格差解消などのため増額を求めた人事院や県人事委員会の給与勧告などを踏まえたもの。

一般職では勤勉手当の支給月数を0.925か月から0.05か月引き上げ0.975か月とし、期末手当を含めた支給月数は2.150か月から2.200か月となった。会計年度任用職員も0.025か月引き上げ支給月数を1.275か月とし、平均支給額は昨年に比べて約6000円増えて約16万6000円が支給された。

特別職は支給月数を1.625か月から1.650か月に0.025か月引き上げた。市長は約163万円、教育長は約125万円、ガス水道事業管理者は約120万円、市議会議員31人の平均は約88万円で、昨年に比べ約1万4000円〜2万5000円増額した。

副市長は、中川市長が人口減少の緩和に向けて一定の成果が得られるまで給与月額を15%減額していることに追随して今年1月から給与月額を10%減額しているため、昨年より約12万円減って約130万円だった。