上越市の新たな観光物産センターは春日山城の麓に 中川市長が市議会で答弁

新潟県上越市の新たな観光物産センターの建設場所について中川幹太市長は2023年6月6日、戦国武将上杉謙信の居城で国指定史跡の春日山城跡の麓を想定していると明らかにした。市議会6月定例会本会議で宮越馨議員の質問に答えた。

春日山

現在の観光物産センターは、開館から30年以上が経過し老朽化していることに加え、今年に入って土産物店が撤退したことから、市は今後民間に譲渡・貸付を行う方針。宮越議員は観光についての持論を述べ「春日山城の前に移転したらいい」と提案しながら中川市長の考えをただした。中川市長は「観光物産センター、お土産を買うところについては、通年観光の中で議論している。春日山城の下あたりを想定している」と答弁した。

市では、通年観光計画の作成のため公募型プロポーザルで業者選定を行っており、来月にも委託先業者を決定する予定。受託業者は地域住民との意見交換会に参加し、重点取組エリアとされている高田、直江津、春日山のエリア計画を作成し、拠点施設の整備検討も行う。

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