県議が経営 小林室内工業が民事再生

上越市選出の小林林一県議が代表取締役を務める小林室内工業(同市西本町2)が2010年5月12日、新潟地裁高田支部に民事再生法の適用を申請した。帝国データバンク上越支店によると、負債は推定1億5000万円。

同社は内装工事と畳製造を営んでおり、ピーク時には2億円の売上があったが、景気悪化や建築工事の減少により、今年2月期の年売上高は8100万円まで落ち込んでいた。

小林氏によると、近年は単年度黒字計上を続けてきたが、過去の不採算による借入が多く、今回の措置に至ったという。

小林氏は現在県議2期目。自民党上越支部長も務める。小林氏は、議員活動は今後も継続するとしている。