新潟県上越市の観光ピーアール活動に取り組む「越後上越上杉おもてなし武将隊」に2024年4月28日、新メンバー「綾」が加入した。同市大豆の春日山神社で開かれた結成13周年記念イベントでお披露目され、“初陣”となる演武や口上などのパフォーマンスを披露した。
綾は上杉謙信の異母姉で、上杉景勝の母に当たる。武将隊は綾の加入で謙信、景勝、まつえの4人となった。
華やかな着物姿でイベントに登場した綾役は、集まった60人以上のファンを前に「本日より新たにおもてなしすべく、現世に舞い戻ってまいりました綾にございまする」とあいさつ。扇子を使った演武や踊りを交えたパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。
栃木県から夫と2人で訪れたファン歴10年近くの女性(49)は「謙信公のお姉様だけあって落ち着いた雰囲気で、凛々しさもあって素敵だった。武将隊にはいつもの楽しいおもてなしを変わらず、長く続けてほしい」と話していた。
綾役は「13年間で作り上げられた武将隊に参加するので、ファンの方には変わらず楽しんでもらい、また新たに上越市を好きになる人が増えるようおもてなししたい。通年観光のまちづくりに力添えできたら」と意気込みを語った。