新潟県上越市高田市街地からほど近い南葉高原キャンプ場の今シーズンの営業が2024年4月27日、スタートした。
同キャンプ場は1981年に開設し、今年で44年目を迎えた。標高949mの南葉山中腹に位置し、南葉山頂を背に、市街地や日本海が一望できる絶景スポットとしても知られる。近年では市内のみならず、全国各地からも利用者が訪れており、年々リピーターも増加。昨シーズンは約1万3000人が利用し、このうち約7000人が宿泊利用した。今季もゴールデンウィークに合わせた予約、5月以降は市内の学校関係などの宿泊予約も多数入っているという。
キャンプ場内はテントサイトのほか、山小屋風のバンガロー7棟、売店がある南葉ロッジ、学習棟などが立ち、かまどや水場、トイレも整備。テント、布団をはじめ、調理道具セットなどの各種レンタルもあり、温水シャワーも利用できることから家族連れも気軽に楽しむことができる。
今年もオープン前には安全祈願祭が開かれ、関係者約20人が出席してシーズンの無事故などを願った。同キャンプ場指定管理者の南葉高原キャンプ場管理運営協議会の高橋敏光会長は「風光明媚(めいび)なキャンプ場。昼間は海で海水浴をして夜はキャンプ場に宿泊し、星空を眺めることがもきる。憩いの場として満足いただけるよう、一年間頑張っていく」と話した。
今シーズンの営業は11月3日まで。利用時間は日帰りは午前10時〜午後4時30分、宿泊は午前10時〜翌午前9時。駐車場は無料。ペットは同伴できない。問い合わせ、利用申し込みは南葉ロッジ025‐524‐9046(午前10時〜午後4時30分)。