日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ」の「ひとつになろう!ダンスONEプロジェクト」に新潟県上越市寺町3の上越高校ダンス部が昨年に続いて参加している。ダンス動画が番組ホームページや番組の公式YouTubeチャンネルでこのほど公開された。
新型コロナウイルスの影響で活動が制限された全国の高校ダンス部を応援するという番組人気企画で、全国の高校ダンス部301チームが参加している。今年はNovelbrightの「開幕宣言」をテーマ曲に、振付師のakaneさんが同プロジェクトのためにダンスを考案した。
同部は今年、創部以来初めて全国大会出場を果たすなど、着実に力を付けている。同プロジェクトへの参加は昨年に続き2回目となり、1〜3年までの部員21人が出演した。テーマ曲のダンスには決まりパート以外に各校の趣向を凝らした自由パートがあり、地域の特色が出るようなオリジナルダンスを織り交ぜる。同部の外部コーチを務める地元ダンススクールのS.O.Pエンターテイメントダンススクールの酒井武さんが自由パートの振り付けを担当した。
ダンスは校内をはじめ、同校第2グラウンドである人工芝フルピッチサッカー場、高田駅ロータリー、蓮が咲く高田城址公園の西堀橋、謙信公武道館、船見公園など、上越市内各所で撮影した。サッカー場での撮影は同校サッカー部も共演。船見公園は強風の中での撮影となり、海に入ってのダンスは元気いっぱい、躍動感あふれる映像となった。顧問の青山梨緒養護教諭は「全国のたくさんの人に上越市の魅力を伝え、見ている人が笑顔になれるようなダンスを意識しました」。
3年の内山純奈部長は「人数を生かしたフォーメーションや、歌詞に合った表情を意識した。今年は人数が増えたので、より迫力のあるパフォーマンスができた。部員たちが元気いっぱいに踊る姿をぜひ見てほしいです」と話している。
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