映画「香川1区」の大島監督と上越の地元紙記者が“選挙”語る 9日高田世界館

新潟県上越市本町6の高田世界館で2022年4月9日、2021年秋の衆院選で注目された香川1区の選挙戦を追ったドキュメンタリー映画「香川1区」の大島新監督と、地元の新潟日報社上越支社の市野瀬亮キャップによるトークショーが開かれる。地方選挙の舞台裏を撮影、取材してきた2人が政治と選挙について語る。

「香川1区」は、立憲民主党の小川淳也政務調査会長の初出馬から17年間の政治活動を追った大ヒットドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」(2020年公開)の続編。過去6回の選挙で一騎打ちを繰り広げてきた初代デジタル大臣、自民党の平井卓也氏と小川氏、公示直前に立候補を表明した日本維新の会の町川順子氏の選挙戦や取り巻く人々の姿を追い、政治や選挙、民主主義とは何かを問う話題作だ。

今年1月の公開以降、全国各地の上映館で大島監督が地元メディアの記者と政治や選挙について語るトークショーが開催されている。

大島新監督

大島監督はフジテレビでドキュメンタリー番組のディレクターを務めた後、フリーとなった。映画「なぜ君は―」は第94回キネマ旬報文化映画ベスト・テン第1位となり、文化映画作品賞を受賞。父は2013年に死去した映画監督の大島渚。

市野瀬記者は新潟日報社入社後、新潟市や上越市などの担当を経て2011年に東京支社報道部に赴任し、当時の民主党政権を取材した。2017年から県政担当サブキャップ、2020年から上越支社報道部キャップ。首長選挙から国政選挙まで最前線で選挙取材にあたってきた。特に政治には強く、国政、県政はもちろん、ここ上越地方の政情には精通している。

ポスター

トークショーの時間は午後0時40分からの上映後、午後3時20分から午後4時20分まで(多少延長する可能性あり)。料金は映画鑑賞料に含まれ、特別料金で一般2000円、シニアと学生1500円。