「第97回高田城址公園観桜会」が17日まで会期延長へ

上越観光コンベンション協会などは2022年4月4日、新潟県上越市の高田城址公園で開催中の「第97回高田城址公園観桜会」について、今月10日まで予定していた会期を1週間延長し、17日までの23日間で実施すると発表した。観桜会は3月26日に開幕し、約1週間経過したが、いまだ桜はつぼみの状態。開花が当初の予想よりも大幅に遅れており、開花宣言には至っていない。

まだつぼみ状態の高田城址公園のソメイヨシノ(2022年4月4日午前10時過ぎ)

同協会によると会期延長は2012年以来10年ぶり。今月10日に満開の状況が推測されることから、会期を7日間延長することが決まった。4日現在、会場の桜はようやく先端が赤く染まってきている。

会期延長に伴い、ぼんぼり点灯や高田城三重櫓、さくらロードのライトアップをはじめ、露店、物産展、西堀通りの交通規制、本部と救護所、一部臨時駐車場開設などが実施される。なお、11日以降、「お花見シャトルバス」は運行しない。

日本気象協会によると同公園の桜の開花予想日は平年同で昨年より8日遅い6日となっている。

問い合わせは上越観光コンベンション協会025−543−2777