女子高生の力で高田市街地盛り上げ 「#高田JK会議所」が発足

上越青年会議所(上越JC)「私のまち活性化委員会」は、新潟県上越市内の女子高生と高田の中心市街地を盛り上げようと「#高田JK会議所」を設置した。2016年6月13日には、本町5のほっとステーション五番館で発足式が行われた。

♯高田JK会議所のメンバーと商店街の経営者ら
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若者が高田の街に興味を持つきっかけを作り、その良さをSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などの情報発信力を通じて広めてもらうことなどを目的に設置した。上越JCが女子高生を募集した結果、市内の高校に通う10人が集まった。

活動期間はこの日から10月末までの約5か月間。女子高生たちは月に2回、集合しイベントの企画案を出し合う。企画案などは基本的に女子高生に一任し、実施にあたっては上越JCや高田本町商店街の店主らがサポートする。

活動初日となったこの日は、メンバー同士の自己紹介や、未定となっていた団体名を女子高生が案を出し合って決定させた。「上越青年会議所」の名前と、女子高生を表す「JK」、そしてSNSでの検索などを想定して先頭に「#」を付け、「#高田JK会議所」とした。

参加した女子高生の1人(16)は「みんなで本町を盛り上げるために、良い企画を考えたい」と意気込みを語った。

上越JCの私のまち活性化委員会幹事の博田亮輔さんは「具体的な活動はこれから決めていくが、高田の街を盛り上げたい」と話していた。