2000個の雪行燈幻想的に 高田公園で3日まで

新潟県上越市の高田公園をほのかな灯りで彩る「冬の高田城 雪行燈めぐり」が2012年2月2日夜、同公園で始まった。三重櫓周辺など約2000個の行燈にろうそくが灯され、公園は幻想的な雰囲気に包まれた。2月3日まで。

雪行燈に照らされた高田公園(2013年2月2日午後5時半過ぎ)
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雪行燈とライトアップされた高田城三重櫓(2013年2月2日午後5時半過ぎ)
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雪に覆われる冬の高田の風情を楽しんでもらおうと、レルヒ祭の関連イベントとして2年前から行われている。今回は来年に迫った「高田開府400年」のピーアールとして開催した。

2月2日は気温が高く、朝から雨にみまわれた。午前中、市民ボランティアや市立城東中学校、上越教育大附属中学校の生徒ら合計約130人が2000個の行燈を作り、午後からも修復作業を行った。

午後5時にはろうそくに火が灯された。火種には、2011年に金谷山で採火した「日本スキー発祥100周年の火」を使用した。

2月3日も午後5時から点灯する。ろうそくが燃え尽きるまで約4時間ほど幻想的な風景を楽しむことができる。