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ITで地域おこし 大島区でNPO「こんぱす」始動

5年前

新潟県上越市大島区を拠点にIT(情報技術)での地域おこしに取り組むNPO「こんぱす」(佐藤一仁理事長)が2012年10月30日、地域住民を対象にインターネット体験会を開いた。今年4月に設立した同団体にとっては初めての事業で、今後もタブレットPCなどを使った買い物サポートやIT企業の誘致などさまざまな事業に取り組む予定だ。

豪雪地としても知られる大島区の人口は約1900人で、このうち約45%が65歳以上の高齢者。過疎と高齢化が進む典型的な中山間地域だ。同区には、テレビ放送の難視聴対策などで区内全域に光ファイバー網が整備されている。同団体ではこの利点を生かしインターネットを活用した高齢者世帯への買い物支援やテレビ電話などの生活支援サービスの構築に取り組む。また通信環境さえ整備されていていれば仕事の場所を問わない職種が多いとされるIT関連企業のサテライトオフィスの誘致や起業のサポートなどを通じて地域おこしに取り組む計画だ。

NPOを立ち上げた佐藤理事長(44)は、2年前に山梨県甲府市から移住してきた。建築士でもあり、移住前はインターネット関連の仕事をしてきた。この日の体験会が同団体としての初めての事業で、市の地域活動支援事業の補助も得た。区内でインターネットに接続している世帯は全体の3割ほどで、佐藤理事長は「まずインターネットを利用する事を体験してもらうことからはじめたい」とタブレットPCを使った体験会を企画した。

体験会でタブレットPCの操作について説明する佐藤理事長(2012年10月30日午後、大島区コミュニティプラザ)
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初回の体験会への参加者はまばらだったが、佐藤理事長は「インターネットを使った高齢者の買い物支援など他の地域ではすでに当たり前に行われているサービスの便利さなどを実感してもらえるようにしたい。また地域おこしには就労の場が必要になるので、IターンやJターンなどに向けた情報発信もしていきたい」と意気込んでいる。

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