駅弁合戦で直江津「海の幸弁」が最高のうまさ賞

新潟県内と東北地方の駅弁を食べて被災地を応援する「『がんばろう日本!』『がんばろう東北!』駅弁合戦」が2011年11月20日、新潟市のJR新潟駅前で開かれ、直江津駅の駅弁を作っているホテルハイマート(上越市中央1、山崎邦夫社長)の新作駅弁「海の幸弁」が、最高の味の弁当に贈られる「うまさ賞」を受賞した。

海の幸弁(クリックすると全体が表示されます)
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駅弁合戦は、JR東日本新潟支社などが主催し、毎年テーマを変えて開催している。今年は東北地方の駅弁5品と県内の新作駅弁7品の合計12品をJR新潟駅万代口で販売し、売れ行きを競い、専門家が味を審査した。

ハイマートの海の幸弁は、同社が手掛ける約20種の駅弁の中から人気の4種の弁当の目玉の惣菜を集めた。海のまち直江津をイメージした海鮮がメーンで、ニシンの甘露煮やホタテ貝の煮付け、郷土料理「する天」、上越地域産のご飯など約10種類を入れた。

「海の幸弁」の中身
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特にニシンの甘露煮は、一切れずつ小骨を取り、約10年にわたり調味料を足しながら使い続けている秘伝のタレで1時間弱煮込んだ。その結果、生臭みがなく、柔らかく身がほぐれる一品となった。

主催者は「ご飯と惣菜、全ての味のバランスがとれておいしさが際立っており、最高にうまい」と評価した。

駅弁は、JR直江津駅構内で販売するほか、ある程度の数がまとまれば予約も受け付ける。1個1000円。

↓ホテルハイマートのホームページ
http://www.heimat.co.jp/

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